本日の写真は二枚とも野津町の普現寺で撮影、季節は6月です。
二枚目の写真にはモミジが写ってますが、決して秋の写真ではありませんから。。。(^^ゞ
さて過去の写真を新たに現像、できるだけブログに掲載してない写真、なおかつ季節にこだわっているつもり(笑)
そんな写真を使って現在ブログを継続してます。
今日の二枚の写真をブログに掲載しようと思い現像してたら、失敗例と救助できる例になったので紹介させていただきます。
先ず上の一枚目の写真、私としては失敗例になりました。
失敗例っていうか救助できない写真になってました。
メインは「紫陽花」と苔むした「階段」だったんですが、そちらを気にするあまり階段の上の山門から見える風景が「白とび」しちゃいました(>o<)
白とびしてるから「瓦」の一部分が白くなって瓦ってわからないでしょ、、、これが白とびの代表例(苦笑
「白とび」って光が強すぎて白くなっちゃう現象、晴れた日に撮影すると光が強すぎる部分が真っ白になりますよね、あれです。
カメラの中心部分はカメラが露光調整(露光ポイントは変えられます)してくれるから白とびすることはありませんが、カメラの宿命で露光するポイントより光が強いと白く、暗くなると黒くつぶれます。
でも黒くつぶれる部分って現像ソフトを使うと情報が再現できる場合があります、でもこれはRAWで撮影した場合ですから。
一般的な「撮って出し」で撮影するとJPEGっていう種類の画像でカメラ内に保存、この種類は写真としての情報が少ないので現像ソフトを使って修正することは限られてきます。
でもカメラの設定をRAW保存、もしくはRAWとJPEG保存にすると写真一枚の容量は大きくなりますが、RAWには生の写真情報が保存されますから後で現像ソフトを使うと色々と細かく調整できます。
なぜRAWとJPEGの同時保存?って思いますよね。
私はRAWだけを保存するので、詳しくはわかりませんが、、、JPEG保存ってカメラ内で現像した写真なんですよ。
だからカメラが最適と判断した写真ですから、下手な現像(私に当てはまるかも(^0^;))するより最適な写真になることもあるそうです。
(今のカメラは、カメラ内現像で何種類か設定できる仕様のものがあるみたい。)
特に「青空」のブルーはメーカーによって色が微妙に異なります。
カメラで現像したJPEG保存の「青空」のブルー、この好みでメーカーを決める方もいるそうです。
RAWを現像すれば同じ色を出すことは可能でしょうが、調整が難しくて私には無理ですから(笑)
話を戻しますが、一枚目の写真は白とびしてて、その部分の情報が復元できず「ただ白」になっちゃったので失敗。
こちらは屋根部分が白とびに近い状態、そして右下の葉っぱの部分が黒つぶれの状態でした。
これは中央の障子部分で露光したから屋根は明るく、葉っぱの部分は黒くなったんですね。
でも屋根の部分の白とびは深刻ではなかったので少し暗く部分調整すると屋根の情報が出てきました。
葉っぱの部分は黒に近かったんですが、明るく部分調整すると葉っぱの情報が出て「葉っぱ」ってわかるでしょ?(笑)
現像ソフトでは、部分的に気になるところを調整できる機能があるものもあります。
黒くつぶれてもRAWであれば救助できます。
つまり黒つぶれは救助できても白つぶれは救助できない可能性が高いって事。
だからRAW保存で撮影する方は、白とびに注意して撮影すればほとんどの写真は現像でなんとかできるって事。
私が覚えてる素人の撮影の基本、一番はピント、二番は少し暗い状態(白とびを防ぐ)で撮影。
この二つを守れば写真の失敗はないと知りました。
これはあくまでもRAW現像を考えての撮影で、撮って出しが基本的な撮影スタイルの方は多少白とびしても問題ないと思いますよ。
撮影者の中には「白とびは悪いものじゃない」って考える方もいますから、撮影者の好みでいいんじゃないでしょうか。
そしてRAW保存で撮影すると一枚が30メガくらいの大きな容量になります。
Memoryカードは大容量のものが必要になりますから、容量と転送速度にご注意ください。
転送速度は、撮影した写真の情報をカードに転送する速度のこと。
これが遅いと連続してシャッターを押せなくなります、これ結構イライラするんですよ(苦笑
少しカメラ撮影の話をさせていただきました。
でも素人の話ですから詳しく知りたい方はご自分で調べてくださいね(笑)
そして撮影で一番肝心なこと、、、それは撮影する本人か楽しむこと(^^)v
人の評価なんて、どうでも良いんです。
自分が気に入れば、、、それが「いい写真」なんです。
今日はここまで、それではご機嫌よう♪