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やまぐちフラワーランドから車で10分とかからない場所にある「白壁の町並み」に移動、観光客用に駐車場が用意されています。
ただ、駐車場に周辺観光のマップが設置されているものの一カ所だけなもんですからそれに気付かず関係ない場所を上さんと行ったり来たり。。。
白壁の町並みを探しながら「なんでマップがないんやろ」「これじゃあどこに町並みがあるんか全くわからんし」と、ぼやきながら歩いていると駐車場に逆戻り(;^_^A
「普通なら駐車場にマップを立ててるやろ」
改めてマップを探すと駐車場の入口(2ヶ所)の一つにマップがありました、もう少し目立つマップにしてくれると助かります_(_ _)_
この町並みをカニが横切るようで、看板が設置されています。
「どうしてカニが?」
調べてみると小さな川があって、そこからカニが出没するようです(笑)
この町並みは、街路に面した両側に江戸時代の商家の家並みが続いています。
藩政時代には岩国藩のお納戸と呼ばれ、産物を満載した大八車が往来してにぎわった町筋です。
昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたそうです。
そして気になったのが「金魚ちょうちん」、、、この由来は?
幕末の頃、今からおよそ150年の昔、柳井の商人が子供のために金魚をかたどり、
伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したと言われています。
夏祭りを迎えると、子供たちは浴衣を着てこのちょうちんに火を灯し、宵の町へと出かけていたそうです。
土地の人々に親しまれ、受け継がれ、戦後独自の技法を加えて、今日の美しい金魚ちょうちんが完成したようです。
金魚ちょうちんの作者は、江戸時代から明治にかけて、ロウソク屋を営んでいた熊谷林三郎という人が、
青森のねぶたにヒントを得て「金魚ちょうちん」を作り始めたと言われています。
林三郎の死後は、息子の定治が宮本の姓となり、看板屋を営みながら「金魚ちょうちん」を作りました。
そして定治の息子は小間物屋を営みました。
本町通りで洗張り業をしていた長和定二という人が、宮本定治から作り方を習い、
第二次世界大戦頃まで「金魚ちょうちん」を作っていましたが、その後は作らなくなり途絶えていました。
しかし、長和定二が昭和三十七年に他界される直前に、
文献により柳井に昔「金魚ちょうちん」というものがあったことを知った周防大島町小松に住む上領芳宏さんが、
「金魚ちょうちん」を復活させました。
昭和三十七年七月のことだそうです。
夏には「金魚ちょうちん祭り」が開催されているそうで、「金魚ねぶた」も練り歩きます。(私は見学したことはありません(笑))
この金魚ちょうちんを見ると「柳井市って金魚で有名なんだ」って思うでしょ?実際に上さんはそう思っていたようです。
でも資料館で話を伺うと「金魚とは全く関係ありません」って言ってました。。。
この資料館の方も金魚ちょうちんの由来については余り詳しくなくて、「多分」っていう言葉が先に出て説明してくれたんです(苦笑
正直な話をするなら、、、お祭りを見るのは楽しいかも知れませんが、観光で町並みだけを楽しむのは厳しいかな。(私の個人的な感想です)
でも他にも歩いて回れる範囲内には色んな観光地が、、、特に般若姫の伝説が残る場所もあって柳井の地名発祥の地といわれている場所です。。。
これを見学することなく移動してしまった私、、、やっちまったぁ!!!
こんな失敗がないよう念には念を入れて準備することが大事ですσ(TεT;)
今日はここまで、それではご機嫌よう♪