2017.01.23 Monday
荻迫石幢
JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
JUGEMテーマ:豊後大野市大野町
大野町夏足地区にある文化財です、緒方町に行くときバイパスと農免道の交差点があります。
その農免道を進んでいくと右側の少し高い所に文化財があります。
妙見宝篋印塔をご紹介した次の日に「珍しい石幢」もご紹介しました、龕部に六地蔵と一面に閻魔大王が彫られていた石幢です。
それと同じような龕部をもつ石幢が「荻迫石幢」なんです、こちらは文化財に指定されていますが。。。
広域農道上の山頂に所在する石幢で、総高1.45m。
龕部に六地蔵と如来座像が彫られており、彩色も残っている。
銘文はないが室町時代の造立と考えられる。
このように解説されている石幢ですが、総高は1.45メートルじゃないですよ。。。
私の身長が1.75メートル、笠の下部分が私の目線ですから2メートルくらいはあるはずです。
宝珠が欠けていますから宝珠があれば2.3メートル程になるでしょうか。
こちらが龕部の一面に彫られている如来座像です、丁寧な線刻に近い彫り方です。
六地蔵の姿が朝地町にある「池田石幢」に近い姿をしています、彩色が僅かですが残っています。
全体的に見てきれいな石幢ですし、龕部に彫られている六地蔵と如来座像も丁寧な仕事をしています。
この石幢は銘文がないのに文化財に指定されています、たぶん地域の方の推薦があったのでしょう。
今日はここまで、それではご機嫌よう♪