中尾五輪塔の場所から更に先に進むと、石段を見つけました。
ただ雨が激しく降っているので、ここでも迷ったのですが、今度はカメラ片手に傘をさして行くことに。
石段を登ると樹木に光は遮られ、雨天でもあったので暗い。
上りついた正面にはお堂があって、右側には倒れている庚申塔、そして左側には素掘りの井戸。
この素掘りの井戸が気持ち悪かった、さすがの私も中を覗くことは出来ませんでした(=_=;)
お堂の戸には鍵がかかっていなかったので、戸を開けると写真の立像がありました。
像高165.5cm、彫眼彩色(ちょうがんさいしき)像で檜材の一木造り(いちぼくづくり)である。
作風より平安時代後期の作とみられ、木彫仏では市内でも最古級に属すものである。
現在左手に薬壷(やっこ)を持っているため薬師如来像といわれていたが、明治時代に修理された際の後補であると考えられ、
本来は釈迦如来像とみられる。
その他両足先、後背等も後補である。
以前は旧大楽寺の本尊であり、江戸時代に現大分市稙田大楽寺移転の際現在地に安置されたと伝えられている。
いやいや文化財に出会えるのは非常に有り難いのですが、素掘りの井戸はいけません(><;)
怪談話を思い出してしまって、撮影していても落ち着かず急いで車に戻りました(笑)
普段は、なるべくフラッシュを使わないように心がけているのですが、今回だけは早く撮影を済ませて車に戻りたかったので
「何でもあり」の撮影になりましたことを深くお詫びいたします_(_ _)_
今日はここまで、それではご機嫌よう♪