大分県豊後大野市から気ままなblog

大分県の豊後大野市、そこは阿蘇山大噴火の影響が残り、澄んだ川と四方を山に囲まれた小さな故郷。そんな故郷<and so on>で国指定難病CIDPを患う爺さんがお届けするブログ
ひめゆりの塔
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    JUGEMテーマ:おきなわ
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    16日に沖縄へ出発して那覇空港に着いたのがお昼前、半日の移動しか出来ないので、この日は空港近くにある「ひめゆりの塔」と
    「平和記念公園」を見学しました。

    残念なことに展示資料の撮影は出来ません。
    今回の沖縄旅行全般に言えることですが、沖縄戦の悲惨さを学び戦争を二度としないためにその内容を多くの方に知ってもらうためには
    展示資料を撮影して多くの方に見てもらうことが必要ではないのか、そう思っていたのですが多くの場所で撮影が禁止になっています。
    どなたかのブログでも同じような不満を書いていました、「見学したいなら沖縄に来なさい」そんな姿勢にも受け止められます。
    展示資料の撮影については是非、検討してもらいたいですね。

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    さて資料館の前に置かれている石があります、「いはまくら碑」と言います。
    この碑には、ひめゆり学徒の引率教師である仲宗根先生の歌が刻まれています。

    「いはまくら かたくもあらん やすらかに ねむれとぞいのる まなびのともは」

    この意味は、「固いごつごつとした岩場で亡くなったのはさぞ無念で辛かったでしょう。心安らかに眠って欲しいと学友たちは願っています」
    という哀悼の歌です。

    怪我をした兵隊たちの世話(治療は医薬品が不足し満足に出来なかったそうです)をするのですが、その世話と言っても
    水を汲んだり手術で切断された手や足を抱えて捨てに行ったりと重労働だったようです。
    そして感謝をされるのではなく、兵隊から「沖縄を守ってやっているのに・・」と罵声を浴びせられることも少なかったようで
    本当に辛い思いをしたことでしょう。

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    学生たちは、すぐに帰れると思って現場に本(この本も展示されています)なども持っていったそうですが、本を読む暇などなかったでしょう。

    そして戦況が深刻化する中で突如、解散命令が下されて生徒たちの悲惨な日々が始まります。。。
    小銃で撃たれ体に穴が空いて死ぬもの、体がバラバラになって死ぬもの、恐怖と辛さで自爆するもの、
    生き延びた方たちの恐怖・辛さ・悲しみを思うと胸がいっぱいになります。

    そして、ご承知のように生き延びた方たちが語りべとなって、その悲惨さを語り継いでいます。
    現在は、皆さんが高齢になったことで後継者を育てていく活動をしているそうです。
    亡くなった生徒の顔写真を展示していますが、若いというか幼いというか、そんな方々の写真を見ると本当に胸が締め付けられる思いがしました。

    生き残った方たちも当時の証言をするのに相当悩んだそうです、少しだけですがわかるような気がします。
    だって地獄絵図を思い出すのですから。。。

    今日はここまで、それではご機嫌よう。
    | 小鮒 | 旅先 | 05:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
    諏訪社
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      JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
      JUGEMテーマ:豊後大野市犬飼町
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      国道326号線を三重町方面から犬飼町へ進行している時に、犬飼町に入ってすぐ右上にある神社へ行ってみました。

      国道326号線から見える階段が以前から気になっていまして、ようやく気になっていた神社を訪れることが出来ました。

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      下に見える道路が国道326号線です、その国道の向こうには田畑が広がっていまして車で走っていると、
      その中に立っている鳥居が目を引きます。

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      ごくごく普通の神社でした、周りを見ましたが石塔の類いはなく依り代もありません。

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      ご神木がありました、まだ若い?杉のようですが。。。
      良くわからないのは、ご神木にする木はどのようにして選ぶのでしょうか(^o^;

      普段は余り神社に行く人がいないのでしょうか、畑仕事の手を休めてカメラを持った私を不思議そうに見ていた先輩がいました(苦笑

      私が小さい頃の遊び場所には神社がランクインしていたのですが、今の時代は神社で遊ぶ子供は見たことがないですね。

      今日はここまで、それではご機嫌よう♪
      | 小鮒 | 神社・仏閣 | 05:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
      後藤家石幢
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        JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
        JUGEMテーマ:豊後大野市清川町
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        清川町と緒方町の境にかかる「新共栄橋」、その橋の下に文化財があります。

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        清川町天神の「後藤家石幢」です、後藤家とつくくらいですから個人の敷地内にあります。

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        「天神区に所在し、総高268cm、大型で方形の石幢。龕部には六地蔵のほか十王像3体が彫られ、彩色が残っている。
        「□□三歳丁丑十一月十二日」の紀年銘があり、各部の特徴が室町期の様相を呈していることから康正3(1457)年の石幢と推定される。
        逆修塔(ぎゃくしゅうとう)であり「大工太郎四郎」の石工銘も見られる。」
        このように解説されています。

        彩色が残っていると解説されていますが、正面から見た限りでは確認できませんでした。
        裏に回りたかったのですが、マムシがいそうな草むらだったので遠慮させていただきました(笑)

        今日はここまで、それではご機嫌よう♪
        | 小鮒 | 文化財 | 05:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
        掛け稲
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          JUGEMテーマ:豊後大野市緒方町
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          私が小さい頃、今の季節によく見ていた風景です。
          でも最近では珍しい風景になっちゃいました、掛け稲です。

          稲作の機械化が進んだことや専業農家が少なくなって兼業農家が多くなったことが原因なのかも知れません。

          この掛け稲と藁をこずんでいる風景があれば、私が小さい頃に見た風景そのものなのですが。。。

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          私とそんなに年が違っていない方は、稲刈りをした後の田圃で必ず遊んでいたはずです。
          そんな稲刈り後の田圃で今は子供の姿を見ることはありません、自然の中で遊ぶ子供が本当に少なくなりました。

          でも不思議なことに運動会を開催する会社が増えているそうですね、社員同士の親睦を深めるためだと聞いております。

          世の中が殺伐として隣に住んでいる人のことを知らない、いえ知ることが必要ない、そんな考えをもつ人が多くなっている今日、
          そんな縮図が会社の中にもあって言葉を交わすことなく、隣に座っている社員とメールでやりとりする、
          そんな信じられない社内環境に危機感を持ってきたのでしょうか。

          私が勤めていた時も、飲み会の二次会がほぼ消滅しましたね。
          若い人が二次会をいやがるんですよ、一次会もどっちかというと無理して参加しているのに、そのうえ二次会なんて勘弁して、
          っていうのが本音みたいです。

          人は一人で生きていけない、人は支え合って人なんだ、なんかのドラマで言っていましたね(笑)

          まとまりのない年寄りのつぶやきでした(苦笑

          今日はここまで、それではご機嫌よう♪
          | 小鮒 | 風景 | 05:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
          小野崎板碑
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            JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
            JUGEMテーマ:豊後大野市緒方町
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            緒方町越生地区にある板碑です、道沿いにあるのとないとでは探すエネルギーが全く違います(--;)

            この板碑も地域の方に尋ねて回ったのですが、返ってくる言葉は「知らんなぁ」でした。
            市道から10メートル程奥に入り込んで左側を見ると「あったぁ!」って感じの場所です(苦笑

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            越生区小野崎方面の水田脇に所在する。白塗りの月輪内に卍があり、元亀2年(1571)の銘がある。

            このように解説されていますが、「水田脇」という言葉に引っかかりました(笑)

            この板碑の裏になる場所が何十年前かは水田だったのかも知れませんが現在は荒れた畑です、それも小さな。。。

            そして劣化が激しくて月輪そのものがハッキリしておらず、当然のことながら卍を確認することは出来ません。

            銘文についても左側に何とか「元亀2」がわかる程度です。

            この板碑を探すだけで2時間近くかかりました。。。

            今日はここまで、それではご機嫌よう♪
            | 小鮒 | 文化財 | 05:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
            亀の井ホテルぅ?
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              JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
              JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
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              三重町に工場とホテル建設が始まったと、以前ご紹介しました。
              工場は順調に建設が進んでいるようですが、ホテル建設も基礎工事が始まりました。

              そのホテルなのですが、情報通の上さん曰く「亀の井ホテルらしいよ」だそうです。。。
              亀の井ホテルと言えば格安ビジネスホテルとして県内に留まらず県外にも進出をしていますが、その亀の井ホテルが三重町に進出とは。。。

              上さんの情報ですから亀の井ホテルかどうかはわかりませんが(笑)
              何れにしてもホテルと言うことは間違いないようですから、現在ある「ホテル豊洋」や「斛の井」は頭が痛い事でしょう。

              そして、もう一つ三重町に動きがあります。

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              ホテル豊洋の真向かい、本来であれば田圃が広がっている場所にショッピングモールが建設されるようです。

              現在は整地の真っ最中ですが、三重町にショッピングモールを建設するってマジ!?って思いますよね。
              ここも確かな情報ではありませんが、噂ではイオンが進出するんじゃないかと言われています。

              このように三重町にも色んな企業が進出するのはいいのですが、新たなホテルやショッピングモールの進出は
              既存の企業を飲み込んでしまうことが懸念されます。
              その結果、雇用がプラスマイナスゼロもしくは商店街が駆逐されてマイナスが大きくなり、市民の生活が
              単に便利になっただけで終わる可能性もあります。

              今日はここまで、それではご機嫌よう♪
              | 小鮒 | 三重町 | 05:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
              有田石幢
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                JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
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                三重町宮尾地区にある有田石幢です、引っ越す前のブログでご紹介したことがあります。

                三重町宮尾区有田の道路脇にあり、総高246cm。基礎は二重で四角形であるが、幢身・中台・笠は円形、
                龕部(がんぶ)は六角で六地蔵の半肉彫りがある。 宝珠下部を欠く。龕部の銘文により室町時代の明応2(1493)年4月15日に
                逆修供養(ぎゃくしゅうくよう)のために造立されたものである。距離的にも 近い的場石幢(まとばせきどう)よりわずか1ヵ月後の紀年であり、
                形式も同一であることから、同一石工の作と推定される。

                このように解説されています。

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                紀年が、的場石幢より一ヶ月しか変わらないと言うこと、素人考えで現代風に言うなら「納入が一ヶ月遅くなった」
                のではないかと思ったりするんですが。。。(笑)

                的場石幢にしても、この有田石幢にしても保存状態が良く、また地元の方も大切にしているようです。

                今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                | 小鮒 | 文化財 | 06:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
                雲見社
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                  JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                  JUGEMテーマ:豊後大野市大野町
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                  大野町両家に写真の階段があって以前から気になっていました、そこで今回は苦手な階段を上ることにしました(苦笑

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                  鳥居の額束には「雲見社」とあります、そして初めて目にしたのは額束に朱色が残っているんです。
                  額束は彩られていたんですね、色んな神社の額束を見てきましたが色が残っているのを初めて見たものですから驚きです。
                  無色と思い込んでいたので、ちょっとビックリしましたが皆さんは知っていました?

                  そして苦手な階段は続きます、、、

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                  階段が終わると山道になっていて、その道をさらに上り、神社名のように「雲を見る」くらい高いところにある神社なのか、
                  そう思ったら拝殿が見えてきました。

                  小高い山の上にあるから「雲見社」と呼ぶのかどうか定かではありませんが、「ここはお年寄りには無理でしょ」って思ったら
                  拝殿の左側裏に道がありました(笑)

                  この神社に依り代はなく、ご神木があります。
                  管理はキチンとされていて、地域の方が大事にしていることがわかります。

                  ところで、いつも拝殿の屋根を見て思うことですが、屋根の形が本当にきれいですよねぇ♪

                  今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                  | 小鮒 | 神社・仏閣 | 05:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  Horse
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                    JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                    JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
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                    三重町では馬を見られる場所があります、場所は大原、馬主は三重総合高校です。
                    高校が統合される前には三重農業高校が馬主だったんですが、統合して総合高校になりました。
                    当たり前の話ですが、高校に馬術部があって大分県内で唯一?の馬術部です。

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                    写真を意識したのか集合してくれました(笑)

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                    こちらは親子なんでしょうか、向こう側にいる馬はピッタリくっついています。

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                    馬の目って可愛いですよね、そしてたくましい筋肉、美しさを感じます。

                    お世話が行き届いていて馬術部の皆さんの熱意には頭が下がります、だからこそ人馬一体となって競技にのぞめるんでしょう。

                    確か私が小学校の低学年くらいの時だったでしょうか、馬に乗せてもらったことがありまして足が開かなくて股関節が痛かったのを記憶しています(笑)

                    今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                    | 小鮒 | 三重町 | 05:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    的場石幢
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                      JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                      JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
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                      三重町宮野に県指定有形文化財の的場石幢があります、この近くには有田石幢もあって同一石工の作と推定されているようです。

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                      宮尾区のもと字的場にあったが、耕地整理のため昭和52年12月現在地に移された。総高240cm、基礎は方形、
                      幢身・中台・笠は円形である。龕部(がん ぶ)に六地蔵を半丸彫にして彫られているが、十王像がないのが特徴である。
                      銘文より室町時代の明応2(1493)年3月10日の造立であり、三重町内最古 の紀年銘を持つ石幢であることがわかる。

                      このように解説されています。

                      実は昨年、撮影しようとこの場所まで来ていたのですが、女性の先輩二人が石幢の前で休憩していたので、
                      休憩の邪魔をしてはいけないと思い諦めて帰宅したという事情がありました。
                      今回は無事に撮影完了です(^^)v

                      今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                      | 小鮒 | 文化財 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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