大分県豊後大野市から気ままなblog

大分県の豊後大野市、そこは阿蘇山大噴火の影響が残り、澄んだ川と四方を山に囲まれた小さな故郷。そんな故郷<and so on>で国指定難病CIDPを患う爺さんがお届けするブログ
加賀知鰐口
0
    JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
    JUGEMテーマ:豊後大野市緒方町
    DSC03038-1.jpg

    緒方町冬原のお堂に文化財があります、銅鰐口がそれです。
    鰐口(わにくち)ってご存知ですか?
    お寺の軒下にかかっていて太い紐の結び目で叩く鐘のようなものです、興味のない方は知りませんよね(笑)

    実は、お堂の写真も撮影していたのですが、今は物騒な世の中で文化財を盗んでいく者がいますから念のために
    場所が特定できないようにお堂の写真はアップしません。

    DSC03052-1.jpg


    この施錠された箱の中に入っています、これって箱ごと持って行かれたらどうするんでしょ(;^_^A
    このような状態にあるのでお堂の写真はアップしなかったんです。
    少ししかのぞき見ることが出来ませんが、この写真を撮影するのに苦労したんですよ(笑)

    DSC03058-1.jpg

    左の仏像が文化財のようにも見えますが、右の小さな箱の中に入っている鰐口が文化財です。

    鰐口(わにぐち)とは神社や寺院の堂前、軒下に下げ太い紐で打ち鳴らす仏具で、下辺に口を大きく開いたようなその形状から鰐口と呼ばれるようになった。
    こ の鰐口は面径20cm重さ3kgで青銅製。銘文から、文安6(1449)年に住江村地蔵堂に奉納された後、
    天文15(1546)年に円通寺に移されたもの であることがわかる。住江地蔵堂と円通寺については、所在地不明である

    このように解説されています。

    箱から出して拝見したかったのですが。。。

    今日はここまで、それではご機嫌よう♪
    | 小鮒 | 文化財 | 06:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
    南陽山勝光寺
    0
      JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
      JUGEMテーマ:豊後大野市大野町
      DSC03275_Dx-1.jpg

      文化財に指定されている「南陽山勝光寺」、ここには貴重な印塔や石幢などがあります。

      DSC03276_Dx-1.jpg

      私が勝光寺を訪れた時にはモミジも落葉を始めていて、その落葉したモミジの葉が印象的でした。

      DSC03279_Dx-1.jpg

      勝光寺を訪れた時に一番目立つ、大きな法筐印塔は大友初代能直の墓堂址を伝えています。
      高さは三メートルを超える、大変立派なものです。

      DSC03281_Dx-1.jpg

      境内は、東西およそ40メートル南北46メートル、配置は平安時代の寝殿造りの一部を模し、老樹の中に小池があります。
      そして東の島と西の島があって、東の島には写真の明徳3年(1392)の印塔があります。

      DSC03288_Dx-1.jpg

      西の島には、能直公ゆかりの石塔類が多数存在します。

      DSC03284_Dx-1.jpg

      その中でも一際目を引くのが、延徳3年(1491)の石幢です。

      DSC03285_Dx-1.jpg

      六地蔵と十王像八体が彫られていて、豊後大野市の中でも珍しい石幢です。
      ちなみに、この時代の考え方として、あの世は十審制が用いられているとして石幢に十王像を彫っています。
      私なんかが思い浮かべているあの世って、閻魔大王の一審制ですよね(苦笑

      DSC03283-1.jpg

      お堂の裏側より本尊の安置する床下に入って、頭を床に触れると所願成就するという言い伝えがあるそうです、皆様も試してみては。。。

      今日はここまで、それではご機嫌よう♪
      | 小鮒 | 文化財 | 06:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
      下小坂愛宕社巨木群
      0
        JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
        JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
        DSC02515-1.jpg

        三重町下小坂に愛宕社があり、そこには文化財に指定されている巨木群があります。

        DSC02520-1.jpg

        下小坂区の愛宕社境内に自生している巨木で、イヌマキ・アラカシをはじめ、タブ・カゴノキ・スギ・ヤブツバキの6種18本がある。
        このうちスギを除いた5 種は穴権現社叢に優占度が高い状態で見られることから、かつては穴権現社のような
        イヌマキやアラカシの林分の見られる鬱蒼とした森に覆われていたものと推測されている。人為的で下草が乏しい状態であるが、
        特にイヌマキやアラカシの巨木(胸高幹囲324cm)は、巨樹として貴重である。

        このように解説されています。

        DSC02521-1.jpg

        かつては鬱蒼とした森だったようで、そこに人間が入り開拓、畑にし宅地開発もしていって現在のように人が住み、暮らす土地となっていたのでしょう。

        今日はここまで、それではご機嫌よう♪
        | 小鮒 | 文化財 | 05:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
        琴平社
        0
          JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
          JUGEMテーマ:豊後大野市清川町
          DSC02523-1.jpg

          清川町の雨堤地区にあった琴平社、「ぱ」っと見た感じでは普通の神社です。
          この神社の裏には小さい公園があって、そこで珍しいものを見つけました。

          DSC02527-1.jpg

          標柱がありました、祖母傾山系の山で見つけられたモミジです。
          樹齢は800年から1000年だそうです、何とも立派!

          さて、この琴平社にはこれ以外にも立派な燈籠がありました。

          DSC02534-1.jpg

          造り自体も凝っていて初めて見る形ですが、何より感動したのは建立した当時の彩色が残っていることです。

          DSC02532-1.jpg

          オレンジ色?と黄色の彩色が残っています、このことから想像すると建立された当時この燈籠は色鮮やかだったんでしょうね。

          燈籠に彩色されていたものがあるって初めて知りました、いやいや珍しいものを見ることが出来ました、ありがたや(笑)

          今日はここまで、それではご機嫌よう♪
          | 小鮒 | 神社・仏閣 | 05:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
          中尾社のナギ
          0
            JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
            JUGEMテーマ:豊後大野市清川町
            DSC02495-1.jpg

            ようやく見つけた「ナギ」、見つけた時のうれしさは表現できません(*^^)v

            DSC02493-1.jpg

            そもそも「ナギ」の木を知りませんから私自身評価は出来ませんが、清川町の中では一番大きいということなので立派なものなんでしょうね。

            DSC02496-1.jpg

            周りには実がたくさん落ちていて固いものでした、色は少しブルーベリーのような。。。

            さて市のHPでは、
            中尾地区に所在するナギの巨木で、樹高約8m、胸高幹囲2.2m、雌株である。ナギはマキ科マキ属の常緑の高木で、西日本に分布する。
            山中に自生するものもあるが、神社・仏閣・庭園に植栽されることが多い。
            このように解説されています。

            今日はここまで、それではご機嫌よう♪
            | 小鮒 | 文化財 | 05:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
            神山石幢
            0
              JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
              JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
              DSC02512_Dx-1.jpg

              三重町小坂、ある宅地の横に写真の杭があります、以前から確認は出来ていましたがヤブ蚊が多そうなので秋深まる時期まで撮影は我慢していました(苦笑
              ただ、結果として数は少なかったもののヤブ蚊はいて少しだけ献血をさせていただきました(笑)

              DSC02506_Dx-1.jpg

              下小坂区の神山家裏山林にあり、総高240cm、全体的に重厚な作風で、龕部(がんぶ)には六地蔵と十王一体、
              俗人一体が陽刻されており、彩色の痕跡も 残っている。幢身にある銘文により室町時代の永正4(1507)年4月、
              法名道金・妙慶が現世安穏(げんせいあんのん)・後生善処(ごしょうぜんしょ)を 祈って建立し、平成9年11月に保存修理の際、現位置へ移動した。
              このように解説されています。

              DSC02509-1.jpg

              一部の解説は昭和の時代のものと思われます、現状は彩色の痕跡を僅かばかり確認できる程度で、この程度の痕跡であれば
              他のいくつかの石幢にも確認することが出来ます。

              ただ大きな劣化は見られず、保存状態としては良好な部類に入る石幢です。

              今日はここまで、それではご機嫌よう♪
              | 小鮒 | 文化財 | 05:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
              上津神社一ノ鳥居
              0
                JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                JUGEMテーマ:豊後大野市大野町
                DSC01793-1.jpg

                上津神社は社殿を昭和42年に参拝が不便なため、上津山山頂より山麓の現在地に移転したそうです。
                山頂に行ってみようと思って途中まで挑戦しましたが、ご覧のような状態で足下が悪いため途中で諦めました(^-^;

                枯れ葉や枯れ枝で隠れていますが、ちゃんと石段は残っています、でも長い年月の間に落ち葉は腐葉土となって
                ほとんどの石段を埋めています。

                DSC01787-1.jpg

                この鳥居が文化財に指定されている「一ノ鳥居」です。

                上津神社裏山の旧境内への登山道に所在する鳥居。額束に寛正3(1462)年の銘がある。全体的に材が太く、
                今様に見られる反りなどの虚飾性に乏しい古式を呈す。しかしながら、どっしりとした粗野で力強い印象は目を見張る。
                このように解説されています。

                高さは3メートルを少し切る位のものです、決して大きい鳥居ではありませんが600年近くこの場所に立ち続けています。

                DSC01792-1.jpg

                社殿は移転しても所々にいる神様?はそのままのようです、ちゃんと祀らなくてもいいのかなぁ、
                って余計な心配をしながら撮影させていただきました。。。

                今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                | 小鮒 | 文化財 | 05:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
                大分県防災ヘリ「とよかぜ」
                0
                  JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                  JUGEMテーマ:豊後大野市大野町
                  DSC01826-1.jpg

                  大野町の文化財を探索している時に、ヘリコプターの音が近くに聞こえたので「もしや」と思って県央空港に行ってみました。

                  県央空港で初めて目にした「飛びもの」です(笑)

                  DSC01904-1.jpg

                  県では、平成8年度に防災ヘリコプター「とよかぜ」を導入し、平成9年4月1日、防災航空隊を発足させたそうです。

                  この日は救助訓練をしていまして、何度も同じ救助の手順を繰り返して確認していました。

                  DSC01976-1.jpg

                  この「とよかぜ」、機体は川崎BK117C-1で、全長13.0m・胴体幅2.7m・メイン・ロータ直径11.0m・全備重量33,50Kg・
                  エンジン、アリエル1E2(708SHP)2基・最大速度259Km/h(140kt)
                  このような性能のようです。

                  なお、操縦・整備・運航を九州航空(株)に委託しています。

                  この「とよかぜ」が活躍しないように祈りたいですね。

                  今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                  | 小鮒 | 風景 | 06:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  磨崖クルス
                  1
                  JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                  JUGEMテーマ:豊後大野市三重町
                  DSC00873-1.jpg

                  三重町宮野に余り知られていない史跡があります、私も何度か探しましたが見つけることが出来ませんでした。

                  じゃあ何故見つけることが出来たのか、そのきっかけからお話ししまょう。
                  市のHPに「国道326号線の宮尾入口付近から大野川に面した斜面を下った山中」と説明されています、
                  ですから犬飼町方面に向かう時は必ず「道の駅三重」の手前から少し車のスピードを落として「キョロキョロ」と場所を探していました。

                  ある日、犬飼町方面に向かっている時、左側にある木の形を模した柵が一部分だけ途切れていることに気付きました。
                  「ん?ここ以外は全てつなかっているのにどうして?」って疑問を感じて犬飼での用事はそっちのけ(笑)
                  確認せずにはいられなくて途中でUターン、駐車場に車を止めて柵の向こうをのぞき込んだ時の写真が一枚目の写真です。

                  文化財指定の杭を見〜っけ!(^^)v

                  でも、見ての通りの笹藪です。
                  これは本格的に探すため着替えが必要だと判断して帰宅、万全の準備をして捜索です(笑)

                  DSC00874-1.jpg

                  ようやく巡り会えました(笑)

                  でも、この史跡を見るのであれば服装の準備は万全にすることが必要です。
                  笹藪は大した距離ではありません、柵から見通せる間が笹藪で、そこからは細い道を下っていきます。
                  この細い道を下るのが大変で、川側に落ちれば大けがをすることは確実です。
                  まぁ、こんな所に行くのは資料館の方か私くらいでしょうが(--;)

                  DSC00875-1.jpg

                  二つの十字が彫られているみたいですが、30分程粘って探しましたが私は一つしか見つけることが出来ませんでした(><;)

                  二つ見つけた方には懸賞金が出るそうですよ(笑)
                  これは嘘です。。。_(_ _)_

                  でも独特な雰囲気がしますね、まぁ薄暗くて静かですから当たり前なのですが。。。

                  今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                  | 小鮒 | 史跡 | 05:48 | comments(2) | trackbacks(0) |
                  小宛焼窯跡
                  1
                  JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
                  JUGEMテーマ:豊後大野市緒方町
                  DSC00855-1.jpg

                  緒方町寺原地区の市道沿いに焼窯跡があります、残念ながら現在は焼窯があったことを確認することは出来ません。
                  ただ、この市道の拡幅工事をする時に多量の磁器や陶器片が出土したことで、焼窯があったことを確認できたようです。

                  DSC00860-1.jpg

                  市の解説では「小宛焼は岡藩の生産方奉行と小宛組大庄屋によって始められ、文久3年(1863)より明治7年(1874)まで
                  創業していたことが知られている。これまで 工事等で出土する遺物から寺原区に窯跡の所在が推定されている。
                  出土遺物の中には磁器のほか擂鉢・甕・急須等の陶器や窯道具などがあり、日用雑器も多くつ くられていることがわかる。」
                  このように記載されています。

                  DSC00861_Dx-1.jpg

                  私には全く知識がないので現場にある説明文をご参照ください_(_ _)_

                  ただ貴重なもののようで、完成品を持っていれば結構な値がつくのではないでしょうか(^o^;
                  皆様におかれましては、物置や蔵を一度ご確認ください(笑)

                  今日はここまで、それではご機嫌よう♪
                  | 小鮒 | 史跡 | 06:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 豊後大野情報へ
                  にほんブログ村
                  + RECOMMEND
                  + SELECTED ENTRIES
                  + RECENT COMMENTS
                  + CATEGORIES
                  + ARCHIVES
                  + MOBILE
                  qrcode
                  + LINKS
                  + PROFILE