2016.03.31 Thursday
池田石幢
JUGEMテーマ:大分県豊後大野市
JUGEMテーマ:豊後大野市朝地町
昨日は朝から曇天、予報では午後から晴れと報じていたのですが、お昼過ぎから雨が降りすぐに薄日が差した三重町です。
でも天気が曇天でも日中の気温が10度を下回ることはなくなって、ようやく私の好きな季節になってきました(笑)
ただ昨日は天気よりもショックなことがあって、カメラを落下させ内蔵フラッシュ部分を破壊。。。
早速、修理の手続きをしましたが修理代が怖いσ(TεT;)
さて朝地町池田地区にある県指定有形文化財です、この県指定有形文化財のご紹介も残り僅かになってきました。
一万田氏館跡の北の谷窪に所在する、総総高222cm六角の塔身に方形観の中台を載せ、六地蔵を線刻した六角の龕部(がんぶ)を持つ石幢である。
銘文から 応永17(1410)年、悦山慶公の供養として建てられたことがわかり、一万田氏ゆかりの塔と考えられる。
笠と中台が破損しているが歴史的な価値の高い石幢である。
このように解説されています。
もう少し詳しく説明しますと、
「一萬田真政には五人の兄弟と一人の妹がいて、五男と思われる太田四郎貞郷を除いて三人が僧籍に入ったそうです。
この六地蔵塔は一萬田宗家の連枝たちが報恩寺(市万田の町区にあった)住職為入の発願に協賛して、その父かと思われる
悦山慶公大禅定門の供養のために應永十七(1410)年七月十四日に孟蘭盆会に造立したものだそうです。」
線刻が非常に繊細で彩色も一部残っていて優しく穏やかな六地蔵という印象を受けます、これにはちょっと見とれてしまいました(笑)
一萬田氏一門の建立した貴重な石造記念物です、是非皆様にも見学してもらいたいですね。
今日はここまで、それではご機嫌よう♪