大分県豊後大野市から気ままなblog

大分県の豊後大野市、そこは阿蘇山大噴火の影響が残り、澄んだ川と四方を山に囲まれた小さな故郷。そんな故郷<and so on>で国指定難病CIDPを患う爺さんがお届けするブログ
大渡石造地蔵菩薩像
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    JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

    JUGEMテーマ:豊後大野市緒方町

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    緒方町越生地区、県道緒方・大野線沿いにある県指定有形文化財(美術工芸品)です。

    その周りにはたくさんの地蔵様がいらっしゃって、地域の方からも大切にされている文化財です。

     

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    ブログを引っ越す直前にご紹介した「大渡石造地蔵菩薩像」です、その菩薩像は右側です(笑)

    実は初めてここに訪れたとき、どれが文化財なのか理解するまでに相当な時間がかかりました(^o^;

    当時は「線刻」という言葉の意味さえ知りませんでしたから、当たり前と言えば当たり前なんですが。。。

     

    像高66cmで凝灰岩角柱の正面に地蔵菩薩像が彫られているが、上半身はやや肉厚にあらわし、下半身は線刻で刻むなど技法に変化を持たせている。

    銘文により永享2(1430)年に願主道恵により作られたことがわかる。裏面にも線画が施され、地元では両面地蔵と呼んでいる。

     

    このように解説されています、文化財なので動かして裏面を見る勇気はありませんが、見てみたい!(笑)

     

    県道を利用して緒方町から大野町へ行くときには右手にある文化財、近くには瑞光磨崖仏もあります。

    是非、見学してくださいね。

     

    今日はここまで、それではご機嫌よう♪

    | 小鮒 | 文化財 | 05:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
    あかい屋根川遊びフェスタ
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      JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

      JUGEMテーマ:豊後大野市三重町

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      今週の日曜日といいましょうか、24日に三重町松尾地区にある「あかい屋根」でイベントが開催されました。

      天気は曇天、時折小雨が降る天気でした。

      でも季節は夏です、子供にとって川遊びは最高に楽しい!

      車のナンバーで見たのですが、遠くは八王子ナンバーの車もありました(◎o◎)

       

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      イベントのメインは「鮎のつかみ取り」、750匹の鮎を放流しているみたいですが、30分経過してつかみ取った鮎は数匹のようです(笑)

      プールに放流した魚でもつかむのが大変なのに、川ですからねぇ、難易度は高いですよ。。。

       

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      つかみ取るとヒーローです(笑)

      地元ケーブルテレビのカメラだと思うのですが、ここぞとばかりにつかみ取った鮎を撮影。。。

       

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      やる気満々の女の子、気持ちいいだろうなぁ♪

       

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      鮎は一人三匹までと制限されています(とれればの話ですが(笑))、そして塩焼きと交換も出来ますし、自分たちで塩焼きにして食べることも出来るそうです。

       

      私は初めて「あかい屋根」のイベントに参加しましたが、とにかく小雨程度の雨でよかった。

      つかみ取りに参加するには200円必要ですが、今年から夏のイベントは全て有料となったようですから仕方ないですね。

       

      写真撮影するのに気軽に対応してくれた地元の方に感謝を申し上げます、ありがとうございました。

       

      今日はここまで、それではご機嫌よう♪

      | 小鮒 | イベント | 05:16 | comments(2) | trackbacks(0) |
      落雷
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        6月19日の事だったと思います、梅雨入りをしてすぐのことでした、菅尾磨崖仏の駐車場にあるトイレに雷が落ちました。

        写真はありませんでしたが、私のブログでもご報告させていただきました。

         

        それとセミの写真になんの関係があるのか、そんな疑問を抱かれたことでしょう(笑)

        実は京都にお住まいのS様より「壊れたトイレはどうなっているんでしょうか」とメールをいただき、早速調査に行ってきました。

        現場について壊れているトイレをどのように撮影しようか迷っているとき、落雷で壊れている部分にしがみついていたのが写真のセミでした(笑)

        せっかくなので撮影させていただいた次第です(^^)v

         

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        男子トイレの入口部分に落雷したようです、ただ現在も修理はされていません。

        もうすぐ「菅尾石仏火祭り」が開催されるはずなのですが、今年はトイレなしで開催するというのでしょうか。

        行政の早い対応を求めたいのですが、さしあたって地域の方が修理をするかも知れませんね。

         

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        「秋めいて雲ゆるやかに磨崖仏」

        いい句ですね、気に入りました。

         

        豊後大野市在住の方にとっては「近くて縁遠い文化財」ですが(笑)、市外に出られている方が帰省された際は是非リニューアルした菅尾石仏をご見学ください。

        現段階ではトイレの使用は出来ませんが。。。(笑)

         

        今日はここまで、それではご機嫌よう♪

        | 小鮒 | 風景 | 04:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
        吉祥寺木造不動明王立像
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          吉祥寺の護摩堂にある最後の文化財、木造不動明王立像です。

          写真ではわかりづらいと思いますが、不動明王立像の彩色が独特のものとなっています。

          グレーを濃くしたような、とにかく独特の彩色です。

           

          吉祥寺に安置されており、像高は117.0cm、桧材の寄木(よせぎ)造りである。

          眼は彫眼(ちょうがん)で、像容は鎌倉時代後期の作風を残す。

          その像容は不動明王像の定型に則ったもので、中央仏師の手による手法と見られる。

          光背(こうはい)は2面が現存している。

          鎌倉時代後期の13世紀後半頃の、大威徳 明王像と同一の作者の手による製作と見られる。

           

          このように解説されていますが、像高117センチには見えずもっと大きく見えました。

           

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          護摩堂の中にそれぞれの文化財が配置され、左隅と写真には写っていませんが右隅に木造金剛力士像がそれぞれ安置されています。

           

          初めて吉祥寺の美術品を見ることが出来ました、その中でも木造大威徳明王像の独特な姿に驚きましたが、不動明王の厳しい顔を見ると気が引き締まります。

           

          皆様も豊後大野市に訪れることがあれば、または帰省した際には是非吉祥寺に足を運び貴重な文化財を見てください。

          せっかくの文化財なんですから見なきゃ損しますよ(笑)

           

          今日はここまで、それではご機嫌よう♪

          | 小鮒 | 文化財 | 05:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
          吉祥寺木造大威徳明王像
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            JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

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            護摩堂には二つの県指定有形文化財美術工芸品があります、その一つが写真の「木造大威徳明王像」です。

             

            吉祥寺に安置されており、像高は91cmである。

            桧材の寄木造りで内刳り(うちぐり)を施す。

            六面六臂六足(ろくめんろっぴろくそく)の多臂(たひ)像で、正面を向いた臥牛(がぎゅう)の上にまたがる。

            牛の胎内銘(たいないめい)により鎌倉時代の弘安7(1284)年大仏師覚昭の作で、三重郷地頭(安達泰盛)や広福寺院主及び同遍照を願主としていることが分かる。

            三重郷地頭及び仏法の興隆祈願、さらに元寇の脅威に対する戦勝祈願のため奉納されたと推定される。

             

            このように解説されています。

             

            私自身が写真でしか見たことがなかったので、その実物を見たときはいたく感動しました。

             

            解説文の中にある「牛の胎内銘(たいないめい)により」の部分ですが、昭和になって大威徳明王像を修理したときに牛の胎内から弘安7年に造ったという紙が発見されたそうです。

             

            このことから秘仏の薬師如来や不動明王も同じ時期に造られたと考えられています。

             

            今日はここまで、それではご機嫌よう♪

            | 小鮒 | 文化財 | 05:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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              JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

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              昨日の朝です、早朝散歩をとりやめて文化財の撮影に行った帰りにヒマワリを見つけたので撮影。

              この後すぐに雲はどんどん広がり青空を隠してしまいました、帰宅して天気予報を確認すると曇り時々雨(><;)

               

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              撮影している道路を進むと清掃センターへ、そしてこのヒマワリの向こうは県道三重・新殿線で中九州道路千歳インターへ続く道です。

              もっと太陽の光がヒマワリに当たってくれると良かったのですが、残念です(笑)

              私だけが感じるのかも知れませんが、明け方の空気の冷たさが盆過ぎのような空気感です、このまま秋になることはないと思いますが。。。

               

              皆様の地域はいかがですか?明け方になると寒く感じたりしませんか?

               

              今日はここまで、それではご機嫌よう♪

              | 小鮒 | 風景 | 05:45 | comments(2) | trackbacks(0) |
              吉祥寺「木造金剛力士像」
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                薬師堂から護摩堂に移りました、この護摩堂は奥様にとって大変思い出深いものだそうです。

                なぜなら、亡くなった前住職が退職金をつぎ込んで建てた護摩堂だからです。

                 

                通常お寺は本堂を建て替えたりする場合、門徒から資金を集めるのですが奥様曰く、「広福寺を焼き払われたときに門徒が散り散りになって現在では門徒が少ない」とのことです。

                 

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                吉祥寺に安置されており、阿形・吽形像の2体で、頭部のみ残存する。

                桧材の寄木造りで、総高は阿形像が84.0cm、吽形像が89.0cm、現存部の寸法 から判断して当初は2.5〜3.5mの巨像であったと考えられる。

                元々旧広福寺(現吉祥寺)の山門に安置されていたが、天正15年(1587)年に島津氏 による兵火で頭部以外を焼失したと伝えられる。

                炭化・虫食いが甚だしいが、作風より鎌倉時代の作品と推定されている。

                 

                このように解説されています。

                 

                奥様が仰るには、前面から見れば余りわからないが背面は焼けて真っ黒になっているそうです。

                私が見た限りでは前面しか見えないので焼けた印象は余り感じられませんでしたが、虫食いはすごく目立ちました。

                それにしても頭部だけよく残ったものです。。。

                 

                今日はここまで、それではご機嫌よう♪

                | 小鮒 | 文化財 | 05:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
                吉祥寺ご本尊
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                  JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

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                  文化財に指定されている吉祥寺薬師堂、吉祥寺のご好意によりその中を見学と撮影することが出来ました。

                  このブログを見ていることはないと思いますが、その節は大変お世話になりました、本当にありがとうございました。

                   

                  この吉祥寺には県指定・市指定有形文化財の美術工芸品があって、いつか見学と撮影をさせていただこうと思っておりました。

                   

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                  そのきっかけとなったのが京都にお住まいのS様が帰省され、吉祥寺の県指定有形文化財に指定されている「木造大威徳明王像を見ることが出来ました」とのメールが届いたことでした。

                  正直に申しまして「先を越されたかぁ」と思いましたが(笑)そうであれば私も見学に行こうと思った次第です。

                   

                  お亡くなりになった住職の奥様が案内をしてくれましたが、ご本尊は見ることが出来ませんでした、なぜかと言いますと現在は秘仏になっていまして写真の薬師如来の奥にご本尊は安置されています。

                   

                  そのご本尊は「薬師瑠璃光如来」と呼ばれているそうですが、市のHP市指定有形文化財美術工芸品に「吉祥寺観音立像」として紹介されているのがご本尊だと思います。

                   

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                  吉祥寺に行って「文化財を見学させてください」とお願いすると、写真の冊子を渡され吉祥寺の歴史の一端を説明していただけます。

                  ただ冊子の内容は古いもので、 木造大威徳明王像などの文化財が薬師堂にあったときのもののようです。

                  現在は薬師堂の横に護摩堂があって、そちらに木造大威徳明王像などの文化財がありました。

                   

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                  この十二神将は、仏像の修理と彩色を京都の大仏師安慶に依頼して1661年に完成したときにつくられたものだそうです。

                  なぜ仏像の修理が必要だったのか、吉祥寺はその昔「松尾山広福寺」と呼ばれていましたが、戦国時代に薩摩から進入してきた島津家久の本陣となり天正15年3月、

                  退却するときに放火された経緯があるんです。

                   

                  その放火されたときに仏像を運び出すことが出来たものの、修理が必要だったらしいです。

                   

                  薬師堂の中を見学した後、前住職が建てられたという護摩堂の中を見学させていただきました。

                   

                  今日はここまで、それではご機嫌よう♪

                  | 小鮒 | 神社・仏閣 | 05:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  藤ノ木宝篋印塔
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                    JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

                    JUGEMテーマ:豊後大野市犬飼町

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                    昨日ご紹介した「藤ノ木石幢」の隣にある宝篋印塔です、残念ながら文化財に指定されていません。

                    ですからタイトルにある「藤ノ木宝篋印塔」というのは私が命名しています(苦笑

                     

                    本当は銘などをじっくり時間をかけて確認したかったのですが、とにかくヤブ蚊の大群に襲われ防戦一方の中、時間をかけることが出来ませんでした(><;)

                     

                    結果としては銘文は確認できませんでした、ただ石幢の横にあることや墓地にある事から名のある方の供養塔である可能性は高いと思われます。

                     

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                    相輪の上端が欠失しているのが惜しまれますが、欠失していなければ総高は約1.7メートル程度で標準的な宝篋印塔といえるでしょう。

                     

                    豊後大野市には銘文がなく、文化財に指定されていない宝篋印塔などが多数あります。

                    そんな無名のものを私は「石の文化」としてご紹介させてもらっていますが、日の目を見ないのは実にもったいないですよね。

                    これからも無名のものを見つければご紹介させていただきます。

                     

                    今日はここまで、それではご機嫌よう♪

                    | 小鮒 | 石の文化 | 04:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    藤ノ木石幢
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                      JUGEMテーマ:大分県豊後大野市

                      JUGEMテーマ:豊後大野市犬飼町

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                      ブログを引っ越す前に撮影したことがある犬飼町高津原地区にある県指定有形文化財です、一年ちょっと過ぎて再び撮影してきました。

                       

                      この日は梅雨も一休み、久しぶりに見る青空を入れたくてローアングルで撮影。。。

                      ただ撮影しているとすぐにヤブ蚊の集団が襲来、また献血の季節がやってきました(苦笑

                       

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                      前回撮影したときは文化財をご紹介する目的ではなかったので、詳しい解説をしていませんでした。

                       

                      高津原区墓地に所在する総高210cmの石幢。

                      幢身は角柱に面取りを施し中台は円形であるが下部は方形に仕上げられている。

                      やや小ぶりな円形の龕部(がんぶ)には六地蔵と十王2体が彫られ、大きな笠をのせている。

                      笠は2段の軒口(のきぐち)に垂木(たるき)を施し笠裏には応永12(1405)年の墨書銘がある。

                       

                      このように解説されていますが、笠裏にあるという墨書銘は確認できませんでした。

                      っていうか、ヤブ蚊の集団攻撃に防戦一方で、よく確認が出来なかったというのが真実です(;^_^A

                       

                      六地蔵などの劣化が激しいのが気になります、それ以外に劣化が余り見られないので特に目立ちます。

                      解説の中にも「小ぶりの龕部」とあるように、石幢全体的な大きさに比べてその「小ぶり」さに驚かされます。

                       

                      今日はここまで、それではご機嫌よう♪

                      | 小鮒 | 文化財 | 04:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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